# オートメーション

## 何のためのものか {#automation}

デバイスで設定したもの（フィルターのカットオフ、ディレイの Mix、ゲイン）は、普通は曲の最初から最後まで、置いた位置のままです。**オートメーション**は、それを動かします。曲がフェードアウトする。フィルターがサビに向かって開く。フレーズの最後の言葉でディレイが大きくなる。写真のようなミックスと、演奏のようなミックスの違いです。

Aメロに合う設定がサビに合わないとき、または時間による変化そのものがアイデアのときに使います。

<AudioSet title="同じコード" :examples="[['automation-still', 'フィルターはそのまま'], ['automation-moving', 'フィルターが2小節かけて開く']]" />

## カーブ {#automation-curve}

オートメーションは、トラックのクリップの下にあるレーンに、**カーブ**として描かれます。時間はほかの場所と同じく左から右へ進み、線の高さは、その瞬間のコントロールの値です。どのカーブも、一つのデバイスの一つのコントロールに属し、線はノブの動きをそのまま保ちます。周波数のカーブは、ノブを回すのと同じ向きに上がります。コントロールの名前は、レーンの左に書かれます。トラックにレーンが表示されるのは、カーブを持つコントロールだけです。そのため、オートメーションのないトラックは、今までどおりに見えます。

デバイスのどのノブにもカーブを付けられ、トラック自身のボリュームとパンにも付けられます。回すのではなく選ぶコントロール（フィルターの **Shape**、ディレイの **Time**、**Mono** のようなスイッチ）には、付けられません。

## 動きを録音する {#automation-record}

コントロールは、カーブを持って初めて録音されます。まず、カーブを付けてください。インスペクターで**そのノブを Alt キーを押しながらクリック**します（[ポイント](#automation-points)を参照）。それ以降は、曲の再生中にそのノブを回すか、ミキサーにあるトラックのフェーダーを回すと、その動きがカーブに書き込まれます。手を離すと、コントロールは再びカーブに従い、曲の再生中は、カーブが与える値を示します。

カーブのないコントロールは、録音されることがありません。曲の再生中に耳でレベルを決めても、うっかりカーブになることはなく、ただの設定のままです。選ぶモードはありません。

曲が止まると、ノブは手で設定した値に戻り、音もそれに合わせて戻ります。曲を再生すると、カーブがすぐにまた引き継ぎます。

動きを変えるには、その箇所を再生して、もう一度コントロールを回します。握っている間に行った操作が、そこにあったものを置き換えます。

## ポイント {#automation-points}

カーブは、直線で結ばれたポイントからできていて、何も再生せずに描けます。

- **インスペクターのノブを Alt キーを押しながらクリック** (デバイスのノブ、またはトラックの **Volume** や **Pan**) すると、カーブが付きます。トラックの下にレーンが現れ、曲の先頭に、コントロールの値を保った最初のポイントができます。
- **レーンをダブルクリック**すると、そこにポイントを置きます。
- **ポイントをドラッグ**すると、時間と値を動かせます。
- **ポイントをダブルクリック**すると、取り除けます。

ポイントは、クリップと同じくアレンジメントのグリッドに乗ります。自由に置くには、置くときやドラッグするときに <KeyCaps combo="primary" /> を押したままにします。レーンにポインターを重ねると、これらの操作のヒントが表示されます。ポイントが2つあれば直線の傾斜になります。フェードは、トラックのボリュームに置いた2つのポイントです。

<AudioSet title="ボリュームのオートメーション" hint="実際のレベルを保っています。" :examples="[['automation-fade', '2つのポイントでつくるフェード']]" />

## オートメーションを取り除く {#automation-remove}

カーブの最後のポイントを取り除くと、そのレーンは消えます。コントロールは、以前と同じく、手で設定した位置に残ります。ほかのすべての変更と同じく、オートメーションの描画、録音、削除は <KeyCaps combo="primary+Z" /> で取り消せます。
